2014年06月08日
アジングの勉強!アジについて
Home > アジングの勉強 > アジングの勉強!アジについてアジングでアジを釣るためにアジングの勉強をしなければなりません。
まず、始めにアジを知る事からはじめます。
アジ
アジ(鯵・鰺)は、スズキ目アジ科アジ亜科 Caranginae に含まれる魚の総称。
アジが何目、何科というのはどうでもいいような気もしますが、アジを研究する上では大切かもしれません。
アジの名前の由来
アジの名前は、この魚を食べると非常においしいことから名付けられたといわれています。味がいい魚の意でアジと呼ぶそうです。あの新井白石さんが語源を調べたので、間違ってたら新井白石さんに言ってください。
アジとは味也。其の味の美をいうなりといへり
アジの成長の過程
アジの産卵
マアジは2歳(20cm)ぐらいになると成熟し最初の産卵を迎えます。産卵期は1月から11月と長く、日本のどかでほぼ産卵しています。
アジの産卵の最盛期は。九州北部で4から5月、太平洋側の高知沖で3月から4月、瀬戸内海や伊豆諸島近海で5月から7月、日本海西部で4月から6月、日本海北部で6月から7月です。
アジの卵は直径約0.9mmの球形で、卵が分離して海に浮く資質があります。海を漂っている間に卵から出てきますが、18℃で約43時間です。孵化の適温範囲は18~24℃。
アジの稚仔魚期
生まれたアジの卵は黒潮や対馬海流に乗り、北のほうに運ばれます。海流に流されてる途中にう化します。う化直後のアジの全長は2.4mm。浮遊生活しながら成長していきます。2cm前後となると流れ藻やクラゲと共生生活をし始めます。5mmぐらいのアジは小さいプランクトンの子供などを食べています。2cm以上に成長したアジはカタクチイワシのシラスやハゼ類の幼生を食べています。生まれてから30から45日で3cm。60日ぐらいで5.5cm前後になり、魚食性が強くなります。
東シナ海で2月かr3月に5cm前後に成長したアジは、4月から6月には伊豆諸島近海に、東北地域には4月から8月に、9月には北海道の釧路沖まで運ばれます。
初夏から秋口に各地の沿岸に出現するようになり、かなり汚い沿岸や水の甘い港の奥まで入り込みます。
この頃のアジは表層や表層近くを遊泳していますが、群れを作るようになると、中層に移り、更に成長すると低層に移るようになります。
成長したアジ
成長したマアジのえさは動物プランクトンですが、小魚を食べる、いわゆる魚食性も強く、カタクチイワシのシラスや成魚、オキアミ、キビナゴ、ウルメイワシ、イカ類、ゴカイなどの多毛類などを食べています。
マアジの行動は夜明けと共に始まり、その日の朝食べたものは夜にはに消化するので、毎日餌をとらなければなりません。マアジが一番活発に食べる時刻は明け方と日没後しばらくの間で、午前8時から午後4時頃、夜明け前の8~10時間は絶食状態にあります。ただし、夜間に明りをつけると、明りに向かう習性をもつマアジは再び餌をとるようになります。
上の事から考えるとアジは明るすぎても、暗すぎても餌を食べない。アジの好きな明るさならいつでも餌を食べるという事でしょうか。